お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

今上天皇陛下と皇后陛下最後の地方訪問地「伊勢」で熱烈歓迎を受けられたとか!どうしてこんなに両陛下は国民から慕われているの?

伊勢の地で一番大事な場所は伊勢神宮と決まっておる。
外宮に豊受大神様。内宮には天照大御神様が、御鎮座されておる。
豊受大神様は、衣・食・住や産業を司り、天照大御神様のお食事も用意されるとか・・。

天照大御神様は、言うまでもなく皇祖神でいらっしゃる。
今回は伊勢神宮祭主黒田清子様が、伊勢で両陛下をお迎えになった。
偶然にも、昨日4月18日は、清子様のお誕生日。
一般人となられた内親王様が、そのお血筋どおり、元ロイヤルファミリーの責務として、神宮祭主という、重要なお役目を担って下さることを、有り難く思うものじゃ。

それと共に、御両親であらせられる両陛下と共に、重要な皇室儀式を、恙無く執り行って下さったことに、國民として感謝した人も多かったであろう。


4月末で平成が終わり、天皇陛下が退位なさる旨を、天照大御神にご報告なさった陛下。
そして両陛下をお迎えした伊勢の人々は、提灯行列でお二人を労(ねぎら)ったという。
両陛下が、車でゆっくりと沿道の人々に、お手を振られるお姿を拝見する時、スメラミコトの霊魂を感じずにはいられぬのう。

陛下が昇殿なさる折には、劔・陛下・勾玉の順にお進みになり、退位のための儀式が進められた。
伊勢には鏡が鎮座されておるから、これでまさしく「三種の神器」が、伊勢に集結したことになる。
神代の時代から連綿と続く「日本」の存在意義を顕現する、揺るぎない根っこが、伊勢の地で命脈を保ち続ける幸せを、國民一人一人が感じた二日間であったのう。

やはり陛下を始め、皇室の方々というのは、日本人として生まれた者の心の深い部分に、確たる力を与え、深遠なる無限の刻(とき)を感じさせる御存在であらせられる・・といえるようじゃな。