お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

皇統断絶を避けるには、女性宮家の創設が急務だと言う意見があるけど、他に何か良い方法はあるの?

皇統が安定的に継続する方法はある!
ズバリ、11宮家の「皇籍復帰」じゃ。戦後GHQによって、11宮家が無理矢理皇籍離脱を余儀無くされた。
GHQの目的は恐らく、「皇統の自然消滅」を狙ったものといえよう。
自分たちが皇統を断絶させてしまったら、皇統断絶の矛先がGHQに向くことは必至。そうなる事態を怖れたのであろう。

しかし、宮家を減少させ、近代西洋の考え方が浸透すれば、皇統は自然消滅する。
日本にそぐわない形の男女平等・一般人同様側室を持たない風潮・・などなど。ロイヤルファミリーを持たない米国にとって、世界唯一の伝統を引き継ぐ「天皇の制度」を保持する日本の「皇室」は目障りだったのではなかろうか?

5月6日に英国で、ヘンリー王子の第一子「アーチー」王子を、メーガン妃が出産した。
メーガン妃の出身国米国では、お祭り騒ぎをしている人も多いらしいのに、本家のイギリスでは、メーガン妃が英国の伝統に則ったお産を拒否したが故に、幾分冷ややかな眼差しで、見ている人も多いとか。

ロイヤルファミリーというのは、個々の国の伝統や考え方が色濃く反映する存在であることを、改めて見させられたように思う。

前置きが長くなってしまったが、「女性宮家」の創設は今考えることではない。
それよりも、戦後GHQによって、皇籍離脱させられた「11宮家」に、早急に復帰して頂く事が、男系男子のお血筋を死守するためにも必要な事じゃ。

何よりも戦争に負けたが故に、米国から押し付けられた要求を呑む形で、皇籍離脱させられたということは、国と国との間では許されることでは無いはずじゃ。

個人の自由も大事だが、ある国が、他国によって、一国の伝統が奪取される・・ことは、本来あってはならぬこと。
男系男子でなくても・・などと言う日本人がおるが、2000年続いてきた伝統を近代的視点だけで判断すべきでは無い。
しかも日本の皇統は、世界最古のものであり、英國を始め他国をモデルにすべきでは無いのじゃ。

聞けば11宮家には、男系男子のお血筋を伝える旧皇族方の男児(9歳から25歳まで)が、6人もおられるとか・・。
日本人ももっと皇室の本懐を理解し、文化・伝統・歴史を学ぶ事で、今何をすべきか考える時期に来ておる。


一般の人達の中には、60年以上民間人として暮らしていた人が、皇族に復帰するのは、国民感情にそぐわない・・などと言う人がいる。
しかし考えてみれば、「女性宮家」が創設されれば、そのお相手は一般男性になる。

元宮家の方々が復帰するのが国民感情にそぐわないのなら、皇統と無関係な人物が皇族になることに、違和感を持つはずでは無いか?これは一体どういうことか?
小室何某・・の問題もあり、「女性宮家」の創設は、日本にとって「正しい皇統の保持」を、危うくするものでしかない。

少なくとも、天皇家のお血筋を伝え、旧皇族方の親睦会を通じて、今上陛下をはじめ、現皇族方と親しい間柄の方々の皇族復帰を早急に認める必要がある。

日本人の一人一人が日本の文化・歴史や伝統について、もっとしっかり学ぶべきではなかろうか?
そうすれば、「女性宮家」創設の前に、11宮家の「皇籍復帰」が、浮かび上がってくるはずじゃ。