お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

自動車業界では、次世代技術として「CASE(ケース)の波」が押し寄せているって聞きました!「CASE」って何なの?

急激な革新的技術の導入が促されている昨今!自動車業界も同様の大きな変革の時代に突入しておる。

環境に配慮し、安定的エネルギー供給につながるとして、車両の電動化を進める。アクセルとブレーキの踏み間違えを防ぐ。
高齢ドライバーによる、運動並びに認知機能低下による事故防止を促進する…などなど。
より高度な自動運転機能の開発は必須の案件。

一般に「CASE」と呼ばれる次世代技術の波が、急激に押し寄せているのは間違いない!
「CASE」とは何か?これはConnected(接続性) Autonomous(自動運転)Shared(共同利用) Electric(電動化)を略した言葉。
「CASE」と呼ばれる技術革新は、今までの車の概念を180度転換させてしまうと言われておる。

現在トヨタ自動車は、研究開発費の4割弱を「CASE」に注ぎ込んでおるが、これでもまだ研究費が少ないとみえて、近くこの研究費を更に5割程度まで引き上げるらしい。

車情報が複合的に繋がる「CASE」は、今や「第4次産業革命」だと言われるほど、革新的なものだと考えられておる。
これは自動車のみならず、他の交通機関やインフラ等、社会全体を繋ぎ合わせる概念と言うことが出来よう。

この概念を具体的に作動させる為には、情報通信技術を駆使し、相乗り(ライドシェア)・移動手段の一体化(バス・鉄道等を一体化させる)・次世代移動サービス等(ドローンタクシー等)…mass mobility as a service…の基盤を盤石たるものにせねばならぬ。

すでに中東のドバイでは、パイロット不要の「ドローンタクシー」が試験的に運用されておる。
この一人乗り「ドローンタクシー」は、乗客を目的地まで「完全自動操縦」によって運ぶため、都会の新しい交通網として日夜開発が進んでおるそうじゃ。

こんな中で、日本の自動車業界はどうなっていくのか?
自動車のみならず、様々な交通機関や社会インフラまで再構築するとなると、規制緩和を含め早期に取り組まねば、世界を相手にした熾烈な経済競争+情報通信戦争に負けてしまう。

また世界各地で暗躍(あんやく=人知れず活動・策動すること。)するテロリストや独裁的国家等の手に情報通信技術が流入する。
将又、彼ら自らが高度情報通信技術を手中に収めたとしたなら、一瞬にして全世界のありとあらゆる情報を牛耳ることとなる…これを考えるとゾッとする。

革新的高度情報通信技術を日本自身が強力に押し進め、開発し、これを導入する。
その際に、情報漏洩(ろうえい)を防ぐ、高度な防衛対策を盛り込んだ複合的技術革新へとシフトすべきではなかろうか?

先ずは、個々人の頭の中をリセットし、「新しい産業形態」を受容する柔軟性を身につけ、次世代への目を培うことが急務だと言うことじゃ。