お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

今日は「天安門事件」から丸30年ですが、この日を日本人としてどう受け止めればいいの?

中国で学生らによる民主化運動が武力弾圧された「天安門事件」から30年経った事は、過日より縷々(るる=細々)述べてきた。

現在でもかの「天安門広場」に入るには、入り口の検査場で身分証の提示が求められている。
メディア関係者の立ち入りはとりわけ厳しくなっていると聞き及んでおる。
また「天安門事件」犠牲者の遺族達による追悼活動に対しても、当局は厳しい態度を取るなど監視の目を光らせておるらしい。

30年前より人権活動家及び民主活動家への風当たりや監視が厳しくなってきておる 。
しかも30年前の事件を正当化したり、事件自体がもとから無かったかの如く偽装したり…する。
この老獪(ろうかい=世知に長けて悪賢い)さ…というのが、一党独裁の真の姿なのだろうか?

斯様(かよう)な老獪な中国に対し、優柔不断で弱気な態度で接し続ける日本國。
この煮え切らぬ態度!日本のかくの如き態度は、国際社会にどう映っているのだろうか?

しかも日本は「天安門事件」後、欧米諸国と比べてると、早々に経済制裁解除に踏み切った国である。
天皇陛下の訪中まで実現させておる。
にもかかわらず中国はどんどん反日教育をすすめていったのだ。
その結果中国にある日系企業は暴動の標的になるという考えられぬほどの屈辱的扱いを受けておる。

中国は30年という年月を費やし、巨大な軍事力と経済力を盾にし、対外覇権を強め独裁政治をすすめてきた。
その一方で人権問題は置き去りにされ、「一帯一路」という巨大経済圏構想をすすめている。

兎にも角にも日本國自身が、自由と民主主義と言う価値観に立脚した、揺るぎない考え方を持ち、それを世界に向けて堂々と表現しつつ、中国と対峙せねばなるまい。