お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

本質をつきつめるとは

自分をよく知る事。自分が実在する世界の中で、自分の核と向き合うことだ。

自分の核は自分に嘘をつかず、等身大の自分と出会うこと。
自分の境遇や能力を冷静にみつめ、良い事も悪い事も阻害せずに客観視すること。

こうして自分の核を掴もうと努力することが、目に見えないが必ず存在するであろう物事の本質とばったり出会う可能性につながるのじゃ。

何となれば、本質とは、そこここに偏在する物事の不条理が離合集散した後に、細石(さざれいし)が巌(いわお)となるように集まり寄ったものだからじゃ。