お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「冬至」ってどんな日?

「冬至」とは、二十四節気の一つで、太陽の黄経(おうけい・こうけい)が、270度に達する日を指している。 黄経とは、天球上の一点から黄道に下ろした大円の足を、「春分点」から測った角距離のことで、赤経同様「春分点」から東のほうへ測るものである。 「…

「距骨(きょこつ)矯正・修整ウオーキング」について教えて!

11月24日と11月25日の 「距骨(きょこつ)は大事だと聞きました。どうして大事なの?」 というブログをまず読んで欲しい。 その後から「距骨矯正・修整ウオーキング」を試みてもらいたい。 扠(さて)、「距骨矯正・修整ウオーキング」だが、「距骨」をしっ…

「ゲーム依存症」って何なの?

世界保健機構(WHO)は、今年の5月25日、日常生活に支障をきたすほど、ゲームに熱中する「ゲーム障害」を、新たな依存症として、正式に認定した。 「国際疾病(しっぺい)分類(ICD)」の中で、「依存症」とされ、WHOの年次総会で採択されたのだ。 これは202…

「いつきのひめみこ」(伊勢斎宮)って何のこと(2)?

天皇様の御杖代(みつえしろ)と呼ばれる「名代」(みょうだい=代理)となって、神様に奉仕する未婚の皇女(もしくは女王)の斎王には、「斎宮」と「斎院」の両義がある事は昨日述べた通りである。 「斎宮」が伊勢神宮を、「斎院」が、下鴨・上賀茂の賀茂社…

「いつきのひめみこ」(伊勢の斎宮)って何のこと(1)?

「いつきのひめみこ」とは、「斎王(さいおう)」を大和言葉(やまとことば)で言い表したもの。 「斎王」の「斎」と言う字は、清浄なるとか、清らかなる・穢(けが)れなき…と言う意味を表す。 「斎内親王(さいないしんのう)」或いは「斎王」と言うのは、…

距骨(きょこつ)は大事だと聞きました。どうして大事なの(2)?

昨日話したように距骨が歪むと、全身のバランスが崩れる。 ① 頭蓋骨→②首・肩→③背骨→④骨盤→⑤膝→⑥脚→[距骨] この①〜⑥まで、すべて「距骨」の上にある。 距骨は踵(かかと)付近にある 七個の足根骨(そっこんこつ)の一つを構成する小骨で、踵(かかと)の上…

距骨(きょこつ)は大事だと聞きました。どうして大事なの(1)?

「距骨」については、右に出る者がいない…と思(おぼ)しきスペシャリストのお一人が、志水剛志氏である。 「距骨」は、人間が立ったり・歩いたりする「基本的動作」を、スムーズに行うための「人間の体の土台」を担う骨である。この土台が盤石であれば、骨…

韓国のGSOMIA失効回避について教えて!

韓国大統領府は11月22日、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄する…!という「通告の効力」を、停止すると発表した。 これにより、11月23日午前0時が期限となっていたGSOMIAの失効は回避された。 しかし、日・韓の間に横たわる数々の問題は全く解決してい…

白隠さんの『夜船閑話(やせんかんな)』ってどんな本なの(1)?

今日は今年一番の寒さが日本列島を取り巻いている。 来週は再び十一月らしからぬ暖かさがぶり返す…と言う事だが、急激な気温の変化に体温調整がついていかず、体力が蝕(むしば)まれることとなる。 インフルエンザの流行も今年は早くやって来ているとか…! …

「大峰山千日回峰行(おおみねさんせんにちかいほうぎょう)」って何なの(2)?

昨日「大峰山千日回峰行」を満行したのは、千三百年の歴史上二人だけで、その中のお一人が、塩沼亮潤大阿闍梨だと紹介した。 行の始まりは夜十一時二十五分の起床。 先ずはお滝に入り身を清めるらしい。 五月とはいえ、氷点下近くまで気温が下がっても、お清…

「大峰山千日回峰行(おおみねさんせんにちかいほうぎょう)」って何なの(1)?

山林抖擻(さんりんとそう)とは、山林を歩いて修行することを言う。 この修行自体は、奈良時代から行われていた。 平安時代に活躍した叡山僧、相応(そうおう)によって創始されたのが、「比叡山の千日回峰行」である。 これは山林抖擻(さんりんとそう)の…

自分の脳を愛する事(3)

昨日お話しした瞑想のやり方だが、少なくとも、ゆったりとした服装、或いは体を締め付けないようにして「腹式呼吸」をじっくり行う。 目を半眼にして口から悪しきものがスーッと出て行くイメージをし、これをすべて吐き出す。 吐き切ったら、鼻からゆっくり…

自分の脳を愛する事(2)

今日は「自分の脳を愛する」ために、瞑想を含む「必要なトレーニング」について説明する。 先ずは、質の高い睡眠をとり、栄養のバランスを考えた食事を摂取する。 そして適度な運動を心がける。この基本3条件を満たしつつ、効果の高い次の3つのトレーニング…

自分の脳を愛する事(1)

かつて『EQこころの知能指数』を著した、ダニエル・ゴールマン氏は、幸せな気持ちでいる人の脳を、f-MRI(脳活動を観測する医療機器のこと)で観ると、前頭葉前部の左が活性化していると述べていた。 逆に言えば、幸せ気分になれない時は、この部分の脳回路…

「大饗の儀(だいきょうのぎ)」って何なの?

大嘗祭の中心的儀式「大嘗宮の儀」については過日述べた所が、「大嘗宮の儀」参加者を招いて、持て成される饗宴のことを、「大饗の儀」という。 この「大饗の儀」は、本日11月16日に、秋篠宮様をはじめとする皇族方並びに、三権の長を筆頭に、およそ二百九十…

「大嘗宮の儀」って何なの?

皇位継承に伴う一世一度の重要祭祀「大嘗祭」に於ける中心的儀式が、昨日夕6時35分から、本日明け方まで行われた。 11月14日夕刻、「大嘗宮」の「悠紀殿(ゆきでん)」で、荘重(そうちょう=厳かで重々しい)なる「悠紀殿共撰(ゆきでんきょうせん)の儀」…

「大嘗祭」って何なの?

皇位継承のメインイベントは、何と言っても「大嘗祭(だいじょうさい)」であろう。 一世一度の重要祭祀(じゅうようさいし)「大嘗祭」の中心的儀式「大嘗宮の儀(だいじょうきゅうのぎ)」が、本日十一月十四日から十五日にかけて、皇居・東御苑内に建設さ…

やる気スイッチはどうやったら入るの?

「やる気スイッチ」をオンにするためには、自分自身の「心」と、「勉強すること」を一体化させる必要がある。計画性の乏しい学習計画を立てたり、勉強机の周りの整理整頓を始めたり…。 勉強以前に、まず、勉強環境を整えようとする人がいる。 よりによって、…

「タイム・プレッシャー」って何なの?

「タイム・プレッシャー」とは、一つ一つの自分の行動なり、作業に、制限時間をもうける事をいう。 所謂(いわゆる)自分の脳に負荷をかけることで、脳力を引き出すやり方のこと。 学びに習熟していない人は、脳に負荷をかけるやり方を知らないと言える。 脳…

「祝賀御列の儀」に思う

昨日11月10日、天皇皇后両陛下は、天皇陛下の即位に伴う「祝賀御列の儀」(しゅくがおんれつのぎ)に臨まれた。 これは皇居・宮殿から赤坂御所までのおよそ4.6キロのコースをパレードする国事行為である。 午後3時前には、天皇陛下は、燕尾服をお召しになり…

人に説明したら記憶が定着しやすいって本当なの?

記憶には「知識記憶」と「経験記憶」がある。 何らかの手掛かりを必要とする知識や情報の記憶を「知識記憶」と呼び、自由自在に思い出すこと自体が難しい。 一方、比較的自由に思い出せるのが、「経験記憶」である。 過去における自己体験が絡む記憶を「経験…

「記憶力」をアップさせる「睡眠の力」って何なの?

「集中学習」と「分散学習」と言う言葉がある。 「集中学習」とは、所謂(いわゆる)「一夜漬け」のこと。 翻(ひるがえ)って「分散学習」とは、毎日コツコツ勉強する学習方法のことを指している。 記憶力を増進させ尚且つ、記憶を長期保存する為には、どち…

政教分離について教えて!

「政教分離」については、憲法で規定されている。 憲法20条第1項に「いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない」とある。 これは国家と宗教の分離を謳ったものである。 また憲法20条第3項に、「国及びその機関は、宗教教…

「覃思研精(たんしけんせい)」の意味を教えて!

「覃思研精」とは、一言で言えば、内容を深く思索し、詳しく調べることを言う。 昨日に続き、この言葉も吉田松陰が使った四字熟語である。 嘉永(かえい)五年九月四日「齋藤新太郎あて書簡」には、次のように認められている。 僕賦稟躁浮(ぼくふひんそうふ…

「強勉問学(きょうべんもんがく)」の本当の意味を教えて!

吉田松陰は頻繁(ひんぱん)に、意義深い四字熟語を駆使し、熱い想いを綴っている。 その中には、「強勉問学」という言葉が残されている書簡が存在する。 「強勉問学」とは、一言で言えば、一生懸命に学問に努める事を言う。 我々が普段使う「勉強」や「学問…

頭の回転を良くするにはどうしたら良いの?

頭の回転速度と記憶の容量は、二十歳を過ぎると低下してくる。 則ち、頭の回転速度は徐々に遅くなり、記憶容量もどんどん小さくなってくるのだ。 「脳力アップ」に関して、何のトレーニングもせず放置していると、脳力はどんどん低下して来る…というのは、自…

日本語の不思議―4 (一字多訓)

漢字を用いた熟語には、才知に長けた言葉がある。 例えば次に挙げる二字熟語は、すべて頭に「海」という漢字が来る。 海女(海士=あま)・海豚(いるか)・海胆(海栗=うに)・海老(えび)・海草(海髪=おご=オゴノリ科の海藻の総称)。 これを順に音読す…

日本語の不思議―3(漢字とアルファベット その2)

日本語は如何なる言語か?について考えてみたい。 まず日本語は何処からやって来たと考えられるか?といえば、 1)朝鮮半島からやって来た説。 2)南インドのタミルやチベット説。 3)ユーラシア大陸北方のウラル=アルタイ説…などなど、諸説があるものの、中…

日本語の不思議―2 (漢字とアルファベット その1)

漢字、平仮名、カタカナという三種の文字と、各々に付随する三種の語彙や其々の文体とそれらを統(す)べることを可能為らしめている「日本語」という言語。 こういった日本語の凄みは、他言語には全く見られないものである。 今より4千年ほど前に「文字」が…

日本語の不思議―1

日本語と外国語、とりわけ欧州の言語との違いは、大きく3つある様に思う。 1つめは、「私」に纏わる単語の軽重(けいじゅう・けいちょう)である。 英語は誰もが知るように、五文型すべて主語が最初に来る。 その時、自分自身を示す言葉は、常に「I」となる…