お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

距骨(きょこつ)は大事だと聞きました。どうして大事なの(1)?

「距骨」については、右に出る者がいない…と思(おぼ)しきスペシャリストのお一人が、志水剛志氏である。

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「距骨」は、人間が立ったり・歩いたりする「基本的動作」を、スムーズに行うための「人間の体の土台」を担う骨である。
この土台が盤石であれば、骨盤は安定する。
従って、骨盤の上に乗る背骨の状態も自ずと整ってくるというものだ。

「距骨」が歪(ゆが)む事で、体にはどんな影響がでてくるのか?

外反母趾(がいはんぼし)をはじめとする足のトラブルはもとより、全身の不調原因となるという。

先の志水氏によれば、「距骨」の歪(ひず・ゆが)みをコントロールする事で、様々な身体的不調…例えば、冷え性・膝、腰の不調・肩こりが改善し、下半身太りまで解消するという。

前置きが長くなったが、それでは「距骨」とは、一体どこの骨を指すのであろうか?

「距骨」は、足=フットのトップ部分で、脚=レッグの、エンド部分にある。
すなわち、「距骨」は、フットとレッグの繋ぎ目部分にあるのだ。
これは恰(あたか)も滑車(かっしゃ)のように滑り、ボールベアリングのような働きを担っているのである。

志水氏は、これを「フットは横方向で、床との軸を作り、レッグは縦方向で体重を支える。
その繋ぎ目にある「距骨」が、筋肉からはなれていることで、ボールベアリングの役目を果たし、かるが故に、人間にスムーズな二足歩行を実現させている…」ということらしい。

何れにせよ「距骨」は、筋肉が付かない「フリーの骨」である為、ずれたり・歪んだりしても、痛みが生じない為に、当の本人は気付く事が出来ないという。
又、「距骨」の歪みというのは、誰にでも起こっていて、歪んでいない人はまずいないらしい。

スポーツは無論の事、デスクワークや勉強など、様々な場面で腰痛や膝の痛み・肩こり等に悩まされている人は多い。
人間にとって非常に重要な骨である「距骨」!この正しい位置を知り、早めのケアを自らの手で行いたいものだ!

明日は志水氏が推奨する、距骨をスムーズに働かせるための「距骨調整マッサージ」を紹介しようと思う。