お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

距骨(きょこつ)は大事だと聞きました。どうして大事なの(2)?

昨日話したように距骨が歪むと、全身のバランスが崩れる。
① 頭蓋骨→②首・肩→③背骨→④骨盤→⑤膝→⑥脚→[距骨]
この①〜⑥まで、すべて「距骨」の上にある。
距骨は踵(かかと)付近にある 七個の足根骨(そっこんこつ)の一つを構成する小骨で、踵(かかと)の上方にあり、下腿(かたい)の脛骨(けいこつ)・腓骨(ひこつ)と連結して足首を作る極めて重要な骨である。

柔道整復師の志水剛志(しみずたけし)氏によれば、距骨の歪みを整えるには、次の三種のマッサージが効果があると言う。
まずは【足指マッサージ】
① 足の親指とほかの四指の間をギュッと引き離し、戻す。
 これを五回行う。
② 足の親指と人差し指を左手で掴み、中指と薬指を右手で掴んで、左手は左方向へ、右手は右方向へ引き離して戻す。
 これを五回。
③ 足の小指を右手で握り、ほかの四指を左手で握りこれを引き離す事、五回。
④ 親指・人差し指・中指を左手で、薬指・小指を右手で引き離す事、五回。
⑤ 親指と人差し指を左手で、薬指と小指を右手で引き離し五回引っ張る。
⑥ 最後に親指を左手で左方向に引っ張り、小指を右手で右方向に五回引っ張って戻す。
 こうして五指各々の間に、しっかり隙間が出来るよう訓練する。

次に【踝(くるぶし)マッサージ】
① 外踝(そとくるぶし)の真下に、両手の人差し指と中指を重ね、内踝(うちくるぶし)真下に、両手の親指を重ねる。
 外踝・内踝双方を押さえたまま、足首を内側に五回回す。
 この時、足首全体を回し、手で回さないこと。
 次に外側に五回回す。
 回し難(にく)い方を再び五回回す。
② 反対側の足も同様に、①と同じやり方で、外踝・内踝を両手で押さえたまま、内側回し五回・外側回し五回行い、回し難(にく)い方を五回回す。

最後に、【踵(かかと)マッサージ】
① 足の踵(かかと)を、反対側の手で掴(つか)む。
 掌(てのひら)で踵をしっかり包み込むようにする。
 この時手の親指は、足の内側を掴む。
 残り四本の指は外側を掴むようにする。
 この状態で足を掴んだ手をゆっくりと内側に動かす。
 これを十往復させ、今度は外側に動かすことを十往復行う。
② 反対側の足の踵も①と同様のやり方でマッサージを行う。

以上三種が「距骨調整マッサージ」である。
このマッサージは、筋肉が柔らかくほぐされる入浴後がベストだが、時間に余裕のある時は、いつでもOKだ。
理想的には、起床後・帰宅後・入浴後の一日三回行うのが良いらしい。

歪みに気付きにくい「距骨」を意識し、これをニュートラルにするマッサージを日々行ない、体の歪みから来る不調を根本から解消したいものだ。