2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧
あと1カ月で、平成が終わる。何はともあれ、戦争の無かった稀有な時代であったとも言えよう。 その一方で、大小含めれば、夥しい数の自然災害に見舞われた。 結果的には、戦争が起り、死傷者を出した・・に匹敵するほど多くの方々が、大怪我を負い亡くなって…
誰でも勉強に限らず、得意・不得意があるものじゃ。 それが個性となる場合もある。 とはいえ、不得意なものを、日々やらねばならないとすれば、人間誰しも憂鬱になってくる。 先づ、不得意科目が出来てしまった原因は何か?を、思い出してみることをお勧めす…
日本人の多くが、常に何かに追われ、何をしていても次の事が気になる・・という「自転車操業的人生」を、送っておるようじゃ。人生は長そうに見えて、思いの外短い。自分の人生を、もっと大事にせにゃなるまい。 日々多忙につき、目の前に迫っていることのみ…
非常識な人間が多い・・と、嘆く人がいる。 ところが、「常識とは何ぞや?」と、問われれば、返答に窮する場合が多い。 常識は、時代や文化・宗教等々・・諸要因によって変わる。 観光地として名高い鎌倉市では、「食べ歩き禁止条例」なるものが、施行される…
いよいよ花見のシーズンが巡って来たのう。 とりわけ今年は、年号が変わる節目の年。 桜の下で宴会し、花見団子を喰うのも感慨深いものじゃ。 最近では、花見の席で、バーベキューをするグループがおるなあ。あれは困りものじゃ。 そもそもBBQと花見は相性が…
人の意見を「きいて」いるはずなのに、実際の所、人の話をきくことが出来ない人は、子供に限らず、大人にも多く見受けられるのう。 寧ろ、大人で人の話がきけない人の弊害は、看過(かんか:見過ごす事)することはできん。 人の話をきけない人が、話の向き…
当たり前の日常ほど、ありがたく、得難いものは無い。 ところが、当たり前すぎて、有り難みがわからなくなってしまいがちじゃ。 平凡な日常を「実現する環境」と、平凡な日常を「継続できる力」が、自分自身に備わっていることに対して、心底より感謝し、そ…
これといって、体の悪い所がない・・にもかかわらず、何となく疲れている・・とか、 何もやる気がおこらない・・ということがある。 一般に健康な人の血液は、弱アルカリ性だと言われておる。 病気の人間の血液は酸性じゃ。病気になっていなくとも、「消極的…
「自分は何の取り柄もない!」などと、改めて言わずともよいが・・。 しかし誰でも、豊かで楽しい人生を過ごしたい・・と考えるのは、人として、当然すぎるほど当然の思いじゃ。 何より人間が動物と違って、倫理的生き物であることは、そこに人間としての「…
集中力がなければ、すぐに気が散って、仕事や勉強がはかどらない。 それだけでなく、時間を浪費し、自分自身も疲弊するのう。 しかし集中力は、一朝一夕には、身につかぬもの。 相当に好きなことであれば、苦にせず集中することができるが、人間生きておれば…
お大師様は、衆生を救うために、高野山奥之院で永遠の定に入られた。 その御心は、宇宙規模であり、御心の深さとその幅・広さに至っては、人智を超えておる。 お大師様が著された『十住心論』(じゅうじゅうしんろん)には、 地獄はいづれの処にか在る。いづ…
もうそろそろ入試が終わり、桜の開花予報が出る頃じゃ。 待ちに待った春が訪れる。誠に美しく、良い季節になってきたのう。 4月からの新学期を前にして、身も心もリフレッシュして春を謳歌したいところだが・・。 受験に失敗した人間にとっては、ほろ苦い季…
もうすぐ桜の季節じゃ。 初々しい心を思い出し、初心に戻り、自分を高める機運に、満ち満ちている。 自分を高めるには、「春」は一年で最もよい季節なのじゃ。 春が巡って来るのを好機と捉えて、何か新しいことを始めるのは、人生に彩りを添える意味でもよい…
何をするにも継続力が必要じゃ。 勉強するにも、責任ある仕事をやるにしても、また日々の家事を、高いレベルで行うにしても、継続して始めて、今取り組んでいる案件の要諦を極めることができる。 ところが、肝心要(かんじんかなめ)となる継続力が不足する…
自分が自分でないようだ!とか、自分らしく生きていない!自分のことがよくわからない!など、自分にまつわる諸問題が、日々自分自身を苦しめておるようじゃ。 まず何よりも、自分を豊かに、大事に扱う訓練をすることが、大事であろうな。 自分を豊かにする…
平成から次の御世へと遷る「改元」の時期が迫っておるのう。 日本人なら、心して新たな御世をお迎えせねばならん。 そんな2019年(敢えて西暦で言うことにする。)のゴールデンウィークは、単に旅行したり、自分の趣味をやっているだけでは、すこぶる勿体な…
日本では、もうすぐ御世替りじゃのう。 何とも感慨深いものがある。 5月に改元が行われることは、日本人にとって、我が国の悠久の歴史を身近に感じ取ることの出来る、またとない機会じゃ。 明治以降は、皇位継承があった時に限り、改元がおこなわれておる。 …
自分の生きがいが見つからなくて、自分の人生に戸惑っておる人間が多い。 あまりにも我が人生に戸惑うあまり、何やかや言いながら、日頃のルーテインに、自らが翻弄されるよう、生きている人間も多い。 本人からすれば、忙しい毎日がただ過ぎ去っているので…
毎日がつまらない・・・ということは、毎日を生きていないということじゃな。 それは悲しいことじゃ。 いまこの瞬間を生きて、意気揚々と自分のやるべきことをやる・・。 この状態に自分自身を上手く誘導して生きるには、どうしたらよいか?もっと真剣に考え…
自分を褒める、心底より褒めるためには、おもて裏のない、生き方をせねばならん。 人が何と言おうとも、自分の本質を注視、俯瞰する度量が必要となる。 その上で、自分の悪い所を逃げずに追求改善する力。 この自己探求力こそが、自分を褒めるための原動力じ…
八年前の今日、わしらは、生き地獄の様相を、テレビやインターネットを通じて目撃した。 地震が起こっただけでも、怖ろしいのに、その後に起こった津波の、圧倒的怖ろしさに、我が目を疑い、愕然としたものじゃ。 多くの人が、一瞬にして、地獄の底に吸い込…
そもそも何に対して、安心することが、本質的安心なのか、分からないのが、人間の性(さが)というものじゃのう。 本来的には、いわゆる心が、安らかであり続ければ、それが「安心」ということ。 どんなに立派に見える家に住んでいても、偏差値の高い学校に…
楽に生きることについては、一言で言えるわけもなし。 そもそも「楽とは何ぞや?」を定義する必要があるからのう。 人間が肉体的に動物である限り、何も考えない形で、「楽になる」ことはない! ただし、何かに挑戦し続けること。 挑戦するプロセスの中でし…
人間誰しも、生きている中で、様々な困った出来事や、嫌なこととであうもの。 だからといって、腐っていては、身が持たぬ。 ならばどうすればよいのか? 嫌なことの根幹にあるものを掴み、その嫌なものを取り巻く、「環境」を直視する。 そうすると、今の今…
ある人にとって、正しいと思えることが、人によっては間違いであったり、間違いだと思える事が、正しいとされる場合がある。 正邪の本意は、その場の状況、その時代の考え方、文化や歴史、などなど様々な外的環境に左右されやすい。 いつ如何なる状況や状態…
毎日、毎日、楽しく生きたいのは、人間誰しも思い願う事じゃな。 又、何をもって、楽しい毎日だと言えるのか?これは、中々難しい。 楽しさの根源には、何が横たわっているか?といえば、そこには、その人間の生き様が、まざまざと、生々しいまでに、横たわ…
自分自身が、日々楽しく、明るく生きている…と、思っていても、急に自分の人生が不安になったり、虚ろになったり、嫌になったり、退屈だと思ったりする。 かと思えば、時には、こんな幸せはない…と、感じたりするのう。 究極の所、真に明るい人生というのは…
時に何もかもが、嫌になる時がある。 そんな時に、下手に自分を責める事をせぬ事じゃ。 自分を責めたら、それだけで頭がショートしてしまい、何の解決にもつながらんからのう。 先ずは自分を愛おしんで、何もできない自分自身を、少しだけ許してやる事じゃ。…
何をもって優しいと判断するべきか?これを考えると、中々難しい問題が生じるのう。 本当にその人の事を考えれば、厳しい態度を取らねばならぬ。 そんな時もあるものじゃ。 ところが、人によっては、厳しい態度で臨めばのぞむほど、人間関係をこう着させる場…
自分のことは、自分自身だってよくわかっておらんよ。 ましてや、他人に自分をわかってもらおうなどと、不遜なことは思わぬ方が、よろしかろう。 ただ自分のことを他人にわかってもらおうとする前に、自分が自分自身を理解しようと努めることじゃ。 自分は、…