お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

どこも悪くないのに、何故か疲れやすいんです。どうしたらいいの?

これといって、体の悪い所がない・・にもかかわらず、何となく疲れている・・とか、
何もやる気がおこらない・・ということがある。

一般に健康な人の血液は、弱アルカリ性だと言われておる。
病気の人間の血液は酸性じゃ。病気になっていなくとも、「消極的感情」が動き出すと、血液はみるみるうちに酸性に傾いていく。

日常的ストレスを受けることによって、血液が酸性になっている場合も多い。
これは、その根底に「消極的感情」が根付いておるために、血液が酸性に傾きやすいということじゃ。

そこで、日頃から、自分の血液を、「弱アルカリ性」にする努力が必要となる。
そのためには、何が起こっても、すべてプラスに考えようとする訓練がいる。
どんなに辛いこと、嫌なことが起こっても、「積極的で伸びやかな心持ち」に変化させようとする視点。
これを育てる気概と積極的人生をキープし続ける努力。
これがすべてじゃ。

先ずは、何か困ったことや、嫌なこと、辛いことがあったら、腹式呼吸を何度か丁寧にやってみる。
その時に眉間の辺りに、強力な光とエネルギーが、天空より降り注いがれていることを、しっかりと思い描く。

次に、自分自身を豊かに癒してくれる、温かくてドロッとした「練乳のような白い液体」が、ゆっくりと、頭・顔・両目・両耳・鼻・口・喉・両肩・両腕・胸・背中・腰・腹・両足・両膝・・・を癒しつつ、流れてくることをイメージする。

こうしたちょっとしたイメージをするだけでも、疲れは軽減される。
そのうちに、自己コントロールに長けてきて、多少のことでは、疲れなくなる。
肉体的にも精神的にも、徐々に強くなって来るから不思議じゃ。

人間には、恒常性(ホメオスタシスが備わっておるから、心持ち一つで変わることも多いのじゃ。