お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

正しいことって何なの?

ある人にとって、正しいと思えることが、人によっては間違いであったり、間違いだと思える事が、正しいとされる場合がある。
正邪の本意は、その場の状況、その時代の考え方、文化や歴史、などなど様々な外的環境に左右されやすい。

いつ如何なる状況や状態であれ、判断しなければならない。その時の自分自身の心の奥底にある、自分の生き方としての考え方を拾い上げることが大切なんじゃ。

自分がどのように、生きようとしているかを、常に確かめ、時に正し直すことで、自分にとって、納得のいく<正邪>の基準が確立していくもの。

常に、正邪の基準を、自分の内奥に秘め、自分にとっての<正しさの精度>を、上げておく必要があるんじゃよ。