お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

何もかもが嫌になったらどうするの?

時に何もかもが、嫌になる時がある。
そんな時に、下手に自分を責める事をせぬ事じゃ。
自分を責めたら、それだけで頭がショートしてしまい、何の解決にもつながらんからのう。

先ずは自分を愛おしんで、何もできない自分自身を、少しだけ許してやる事じゃ。

そうこうするうちに、嫌だったことが、ちょっとだけ緩和して感じられ、以前よりやる気か出て来るやも知れぬ。
その時が、頑張りどきじゃ。
どうしようもないと感じていた事が、実は、とんでもなく偏った考え方であったり、稚拙な理解の仕方だったりする。

一旦、頭を冷やして、改めて考え直してみたら、今起こっておる事象を、別の側面から俯瞰する事ができるもんじゃ。
意外や意外、良い解決法が、見つかるやも知れぬ。

仮に、良い解決法が見つからなくとも、自分を責める事をしないだけで、他人を傷つけることだけは、やらなくなるから、結果的に、良い方向へ向いていく。

何もかもが嫌になったら、先ず自分の心を、ニュートラルにする事から、始めることじゃなあ。