お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

やる気スイッチはどうやったら入るの?

「やる気スイッチ」をオンにするためには、自分自身の「心」と、「勉強すること」を一体化させる必要がある。
計画性の乏しい学習計画を立てたり、勉強机の周りの整理整頓を始めたり…。
勉強以前に、まず、勉強環境を整えようとする人がいる。
よりによって、中間や期末考査前に勉強机の周りが気になり、片付け始めた…などということは、一度や二度、誰もが体験しているのではなかろうか?

また『今まで全く勉強していなかったから、今更勉強してもすぐに効果が現れると思えない』と、勉強に対する苦手意識に苛(さいな)まれたり、『明日から勉強しよう!』と、今やれる事を後回しにしたり、『先ず計画を立てよう。そうでないと勉強が進まない!』などと、今やるべき勉強よりも、学校に提出する計画表作成に意識がいってしまう学生がいる。

挙句の果てに、立てた計画通りに勉強が進まず焦ってしまう。
中には、いつも立てている計画が、毎回、思うように進まない為、それが習い性になり、計画を立てた時点で、潜在的には、勉強すること自体を諦めている場合も、多々見受けられる。
その結果、いつまで経っても勉強が手につかず、ネガテイブな感情に支配されてしまうのだ。

先ず何よりも、誰よりも早く、『思い立ったが吉日だ!』と強く決意し、サッサッと勉強に入ってしまうのが一番良い。
一旦勉強を始めたら、瞬間的に「集中モード」に入る。
「集中モード」に入りにくい場合や、「集中モード」の状態自体がわからない人は、『今、自分は集中し、極度の集中モードに突入している…!』と、何度も何度も心の中で念じつつ学習する。

例え勉強が苦手だったとしても、諦めずに、「強制的に」勉強を始めてしまう事!これが何よりも大事。
「瞬間的勉強モード」に突入するために、前もって、日々のルーティンを決めておいたり、一定の音楽を流し、その音楽が流れたら(自分で音楽を流すのだが)、すぐに勉強に没入する!…など、個々人に応じたルーティンに、勉強する仕組みを組み込んでいくのだ。

こうしているうちに徐々に「勉強回路」が脳内に出来上がってくる。
「勉強回路」が完成すれば、難無く勉強に着手・没入することができる。

この「勉強回路」獲得の為にも、『勉強回路を作るぞ!』という、自分自身の内面からの強い要求が必要だ。
その欲求は、ネガテイブなことに振り回されない自己を形成することに繋がる。
勉強を阻害する「心理障壁」を乗り越えようとする自分を強力に求める心が、自分自身の「やる気スイッチ」をオンにする。
これは、「自分を活かすスイッチ」をオンにする事に繋がっているのだ。

今日からネガテイブな事を考えずに、自分自身の「勉強回路」をしっかり育てて行こう!