お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

因果を超える

やりたいことをやり、やりにくいことをやらない。良い事だ。

やりたいようにやり、やりたくないものは徹底してやらない。増々良い事だ。
好きな人は好き。嫌な奴は嫌。これも良き事。

なれど待て待て待て、少し待て!

やりたくなくとも、他人にとって良き事は、少しやってあげる。
やりたいことでも、他人にとって好ましくない事は、少し控えめにする。

それだけでも何かが変わる。何かが良くなる。
あんまり難しいことを考えずに、少しだけ変えてみたらよい。
満員電車で、一歩ずつ乗客が詰めることで、少しゆとりが出てくるように…。