お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

人の器とは

人間の器の大きさを測る基準は、ずばり自分の人生を俯瞰して見る力量があるか…ということじゃな。

一般に俯瞰図と呼ばれるものは、別名鳥瞰図とも呼び、上から見おろしたように描いた地図や絵図を言う。
そのように、自分の人生全体を上空から眺める。これが、より高い上空で行われるかどうかで、その人の器が決まってくる。

今まで常識だと思っていたことが、世の実情に合わなくなったことに気付かず、頭の固いことを言っているうちは、器は大きくならない。

自分の誕生から死に至るまでを全部見おろしてみる。
まだまだ数十年生きるとしても、今後を予測して俯瞰すれば、自ずと器は大きく育ってゆくぞ。