人間の器の大きさを測る基準は、ずばり自分の人生を俯瞰して見る力量があるか…ということじゃな。
一般に俯瞰図と呼ばれるものは、別名鳥瞰図とも呼び、上から見おろしたように描いた地図や絵図を言う。
そのように、自分の人生全体を上空から眺める。これが、より高い上空で行われるかどうかで、その人の器が決まってくる。
今まで常識だと思っていたことが、世の実情に合わなくなったことに気付かず、頭の固いことを言っているうちは、器は大きくならない。
自分の誕生から死に至るまでを全部見おろしてみる。
まだまだ数十年生きるとしても、今後を予測して俯瞰すれば、自ずと器は大きく育ってゆくぞ。