本気で生きる
自分を大切に育てたいなら本気で生きるべし。
死ぬ気で生きるべし。
ならば、本気とは何か?これが一筋縄ではいかぬぞ。
本気になるとは、真剣になることだ。
「真剣」と同じ音を出すものに、信験・神剣・神権・神験・神譴・進献・新券・親見・親眷・親験・親権・等々…数多くあるな。
「神」と「信」じるの「しん」が用いられたものに限れば、次のような意味になる。
(信験)… たしかなしるし(信証)。たしかなききめ(効験)。
(神剣)… 神から授かった剣、又神に供える剣、草薙の剣、霊妙不可思議な剣、等々…。
まとめると、霊妙不可思議且つ確かな効き目、確かなしるしがあることとなるな。
本気で生きるとは、生死を超克(こえ)るまで一心不乱に生きることで得られる確かな力ということだ。
この確かな力は、自分自身を奮い立たせてくれる。
つまる所、本気で生きれば、楽になるということだ。