お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

本気で生きる

自分を大切に育てたいなら本気で生きるべし。
死ぬ気で生きるべし。

ならば、本気とは何か?これが一筋縄ではいかぬぞ。
本気になるとは、真剣になることだ。
「真剣」と同じ音を出すものに、信験・神剣・神権・神験・神譴・進献・新券・親見・親眷・親験・親権・等々…数多くあるな。

  「神」と「信」じるの「しん」が用いられたものに限れば、次のような意味になる。

(信験)… たしかなしるし(信証)。たしかなききめ(効験)。
(神剣)… 神から授かった剣、又神に供える剣、草薙の剣、霊妙不可思議な剣、等々…。

まとめると、霊妙不可思議且つ確かな効き目、確かなしるしがあることとなるな。

本気で生きるとは、生死を超克(こえ)るまで一心不乱に生きることで得られる確かな力ということだ。
この確かな力は、自分自身を奮い立たせてくれる。

つまる所、本気で生きれば、楽になるということだ。