お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

世界陸上 競歩で初の金メダル!

カタールのドーハで行われている陸上の世界選手権で、9月29日、男子50キロ競歩で、鈴木雄介氏が優勝した。
競歩界では五輪・世界選手権を通じて、日本初の金メダルという快挙だった。
しかも今大会のメダル第一号となったのだ。

高温多湿の過酷なレース環境のため、夜中に行われたレース。
鈴木氏のタイムは、4時間4分20秒。
世界選手権男子50キロ競歩においては、史上最も遅いタイムだそうだ。
途中棄権した選手は、14名にのぼる。

そんな中で鈴木氏は、今回の優勝によって、同種目での東京オリンピック出場の権利を獲得したのだ。

カタールという高温多湿地域での50キロ競歩に、どれほどの苦痛が伴うのか、想像すら出来ない。
おそらく普通の精神では乗り越えられぬほど、心身共に極限まで追い詰められているに違いない。
それを支えたのはおそらく最高のパフォーマンスを目指して行った、日々の鍛錬と、不安や焦り・自信の無さ…に対する、自己の内面との対峙であったろうと思う。

鈴木氏にとり、ドーハでの世界陸上50キロ競歩が、東京オリンピックへの試金石として、有益なものとなることを祈念したい。
と同時に、男子50キロ競歩初の金メダル獲得を心から喜びたいと思う。