お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

「昆虫テクノロジー」って何なの?(2)


昨日述べた「MUSCA」の「イエバエテクノロジー」で用いるイエバエは、普通のイエバエより成長速度が速く、高密度で飼うことに適しているハエである。


また普通は、高密度で飼えば、死んでしまうハエが出てくるものだが、「MUSCA」のハエは大丈夫らしい。
しかも一度に大量の卵を産卵するというから、まさにこれはイエバ


サラブレッドだと言われている。

下記には、肥料・飼料にイエバエの糞尿を加える事で実現する効果についてまとめる、図に示している。

【肥料】イエバエ肥料は、生産物の糖度を上げ、収穫量を増加させる事ができる。
 更には生産物の成長を促進させ、抗菌作用もあり、根張りが良くなるなど様々名効果が証明されている。
 イエバエ肥料を用いた土壌は、フカフカで微生物バランスも最適で、土壌の病原菌抑制まで出来るという。

【飼料】魚の飼料と成る魚粉に「イエバエ飼料」を混ぜて飼料する事で、魚粉の使用量をへらせる。
 しかも通常の餌を与えた時と比べて、大きさが4割増しになっている。
 更に、免疫向上・食いつき向上・ストレス低下などが確認されている。


《世界の食料危機解消を目指して・・!》
f:id:akakuro-fudo-nk:20191219215945j:plainエバエによる処理
・一週間で処理が終わる。
・屋内で処理する→発酵ガスや汚臭放出が抑制される。
・窒素分は幼虫が吸収→低窒素
 有機肥料→窒素(タンパク質)循環システム
・外気温に影響されない

☆イエバエの幼虫が窒素分を吸収すると飼料に変換される!

以上の様に、「サラブレッド・イエバエ」を用いることで、100%のリサイクルを可能にする循環システムを構築する事が出来るという。

今後もMUSCA以外の企業もどんどん「昆虫テクノロジー」事業に参入する事で、食料危機問題を始め、多くの世界的規模の難題解決の糸口が見つかるのではなかろうか?