お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

中国当局によるウイグル人への弾圧について教えて!

今年、2019年11月16日、中国政府関係者が、米国ニューヨーク・タイムズ紙にウイグル人に関する文書をリークした。

中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区で、100万人以上にのぼるイスラム教徒(主にウイグル人)が、中国共産党の「再教育」キャンプに、「強制収容」されている問題について、弾圧の実態が記された「共産党内部文書」を入手した…と、報じているのだ。

これに拠れば、習近平(しゅうきんぺい)国家主席は、イスラム過激主義について、ウイルスと同じで、痛みを伴う積極的な治療でしか治せないと考えている…と言う。

中国当局による弾圧は、2017年頃から更に酷くなっている。
その原因の一つが、2014年新疆ウイグル自治区の鉄道駅で、31人が亡くなった、ウイグル人による無差別攻撃の影響と見られている。

この後、習近平主席は、明確に「情け容赦無用」の指示を出している。
2016年に、陳全国(チン・クウアンゴ)氏が、ウイグル自治区の党書記長になると、収容施設の数が異常なまでに増えていった。
陳氏は、拘束すべき者達を一網打尽(いちもうだじん)にせよと促しているのだ。

100万人もの人々が、宗教を理由に強制収容される…という、文化的ジェノサイド(genocide=大量殺戮)並びに、虐殺・強姦・強制移住・妊娠できないようにする手術や注射を施す…などの民族浄化(ethnic cleansing=エスニック・クレンジング)が、想像以上に実施されている可能性が高い。

習近平国家主席は、「情け容赦は無用」だとして、新疆ウイグル自治区の人々を弾圧し、日本に来ているおよそ2000人のウイグル人とその家族も、対象となっている。
こうなると日本も他人事として捉えている訳にはいかない。

更には沖縄を日本から独立させようとする勢力もあり、中国の食指(しょくし)が日本へと動く可能性も無視出来ない。
最近の世界の動向を見ていると、「世界の歴史」に反駁(はんばく)するかのような動き…例えばジェノサイドなどが横行しているように見える。

今後も中国の動向を注視する必要があると共に、世界中からジェノサイドやエスニック・クレンジングを撲滅させる考え方を、日本人の一人一人が身につけねばなるまい。