お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

「仁徳天皇陵」が、世界遺産になるって本当なの?

国連教育科学文化機関、いわゆるユネスコの諮問機関は、5月13日に、日本最大の前方後円墳仁徳天皇陵古墳」(大山古墳・堺市)を含む大阪府南部の「百舌鳥・古市古墳群」全49基の古墳を、世界文化遺産に登録するよう勧告したようじゃ。
令和最初の世界文化遺産が、大阪から出たのは喜ばしいこと。

正式には、6月30日から7月10日にかけて、アゼルバイジャンで開催される、ユネスコ世界遺産委員会で決定するそうじゃ。

「百舌鳥・古市古墳群」は、4世紀後半から5世紀後半にかけて、航路の発着点だった大阪湾を望む所に建造された。
恐らくは航路から眺望の良い所であったから、この場所が選ばれたのであろう。

そもそも仁徳天皇様は、父君が応神天皇様で、母君は、仲姫命(なかひめのみこと)「であらせられる。
仁徳天皇様は民家から炊事の煙が上がっていないのをお気に留められ、民が困窮している事を察知し、課役を3年間免除したり、堤を築造し、茨田屯倉(まんだのみやけー稲米を蓄積する倉のこと)を設置するなどして、古来より聖帝(ひじりのみかど)と呼ばれた天皇様であった。

ただ、今日では「仁徳天皇陵」と呼ばれる御陵が、本当に仁徳天皇様の御陵かどうか、はっきりしておらぬということじゃ。

何れにせよ日本にとって…大阪にとって…吉報である事には間違いない。

来年東京オリンピックが終われば、次には大阪万博がやって来る。
その上、大阪は世界遺産まで手中に納めたのだから、大阪を中心とした西日本が、日本全体を明るい方向へと誘ってくれる事を期待しておるところじゃ。