お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

自信をつけるにはどうすればいいの?

「私は〇〇に対して、自信を持てない…。」とか、「やってもやっても、何か自信が持てない。」などと言う者が、岐(ちまた→この場合は世間)にはぎょうさんおるのう。

何でも彼(か)でも、自信がない…。自信がない…。と、ほざく者がおる。
十分な自信を持って、事に当たれる人間など、一握りほどじゃ。
人間の多くは、自分に自信が持てないまま生きておる。

しかし、考えてもみよ。今自信がないから、自信を持てるよう努力を重ねるから、素晴らしいのじゃ。
自身がないのが悪いのではなく、その自信のないものを、自信あるものに変えていく努力を怠ってはならぬ…ということなんじゃ。

自信がないという言葉に代わって、「満身の努力」を積むとよかろう。
「満身の努力」は、揺るぎ無い自信を作り出してくれるに違いないからのう。