お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

ユダヤ人に成功者が多いように思います。ユダヤ人の成功のコツを教えて!(2)

ヘブライ聖書」と「タルムード」

ヘブライ聖書」とは、およそ3000年前に出来たもので、モーゼ五書、別名では「トーラー」と呼ばれるもの。
「創世記」「出エジプト記」「レビ記」「民数記」「申命記」の五つの書物が基本となっておる。

一方の「タルムード」は、古代ヘブライ語で、研究・学習を意味する言葉である。
これは、口伝律法とヘブライ学者の議論を書き留めた議論集のこと。
この中には、日常生活の慣習・衛生・医学・子育て・恋愛などなど…ありとあらゆる事柄について、様々な規範とそれに関する議論が記してある。

その当時…バビロニアと呼ばれる…現在のイラクバグダッドの地で書かれた為、バビロニア・タルムードと呼ばれている。
400ページもの書物が何と…30冊以上もあると言うから、その量たるや凄まじいものがある。

小さな子供から大人達まで、万人に理解してもらえるよう、数々の説話が残されておる。
説話で語られるのは、人生で起こりうる様々なトラブルについてである。

母親は我が子に「もしあなたがこんな目にあったとしたら、あなたならどうするの?」と問いかけていく。
すると子供達は、自分で解決方法を見つけ出そうと努力するのだ。

ヘブライ聖書」や「タルムード」にある説話類は、人生に起こりうるあらゆる問題に対して、柔軟な考え方を紡ぎ出す事で切り抜けていく。
ヘブライ聖書」と「タルムード」は、そんなユダヤの知恵で満たされた「術」を身につけるための有難い道具となっておるらしい。

ユダヤ人が5000年語り継いできた説話には、人生の知恵が詰まっている。
これら二種の精神的支柱となる書物を紐解く事で、日々精神的・霊的に鍛錬されるユダヤ人は、リスクを回避するのみならず、発想を転換する点で、大いなる成功を招き寄せる「術」をも体得しておると思うのじゃ!