お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

他人を大切にするにはどうすればいいの?

自分を大切にしていない人間は、決して他人を大切にできない。
又、自分が幸せでない人は、他人を幸せにできない。
ならばどうすれば自分を大切にできるか?

自分自身に対して嘘偽りなく生きること。
これが大事なことじゃ。

例えば自分が受験しようと思う大学をどうやって選んだのか?と問いつめれば、何だ彼(か)だ言い連ねても、偏差値が高いから選んだり、聞(きこ)えのよい大学だから受験したりする。
自分の内奥に大嘘ついていても、知らん顔して生きていく。
このふてぶてしい態度に、一番げんなりしているのは、何より自分自身の無意識なのじゃ。

周りを気にせず、自分は自分、他人は他人と割り切って、清々しく生きてみる。
そうすることで、自分自身が豊かにふくらんでくる。
そうなればしめたもんじゃ。
他人に対しても、プラスの目で、慈愛のまなざしで見ることができる。

まずは自分自身を大切に扱ってやることじゃ。