お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

新学期、クラスもかわり、学年も一つ上がります。みんなとうまくやっていけるか心配です。どうしたらいいの?

4月は桜が咲き新入生を迎えて、どこの学校も新鮮で、初々しい新学期を迎えるのう。
初々しいのはいいが、新しい先生、新しい友達、新しい環境の中で、自分を見失いがちなのも新学期の特徴。

そんな時どうするのか?簡単なことじゃ。
自分自身を偽らず、堂々とすること。
そのために、あまり無理をしないことも大事。
焦って友達を作る必要もない。かといって頑なにならず、気持ちよい状況が整えば、友達を作ればいい。
クラブもしかり。クラブ選びは、自分の心の奥底に問いかけて決めるのが一番。
あの子が入るから、私も同じクラブに入ろう・・などとは、ゆめゆめ思わぬように!

勉強も気になるところ。
勉強については、前の前の学年から、しっかり復習して学び直して欲しい。
特に高校受験した高一生には、気をつけて欲しいことがある。
それは中学の学校間の学力格差じゃ。

学校によってレベル差があるため、英語の成績が、a校では通知表3なのに、b校では4になる事もある。
折角評判のいい高校に入学したものの、考えていたより学力が高くてついて行けない・・ということもまま起こる事。
今までいい成績だった生徒が、自信をなくすことも多いのじゃ。

こんな時は、まず自分にとって何が必要かをしっかり考え直すことが重要なこと。
今身につけるべき学力は何か・・を、しっかりと自覚し、身につけるべき学習を優先することじゃ。

ついつい学校の宿題を、自宅学習の中心に据えてしまいがちじゃ。
しかしながら、そんな「受動的学習」を、自宅学習の本丸に据えてしまうと、そのうちに、自分の学力の根拠を見失ってしまう。
あくまで自分が身につける学力が、自分自身のものとなるよう、学習の核心を、自らの手で掌握することじゃ。

いずれにせよこの春以降、自分の足で立ち上がり、歩み続けることを、肝に銘じることじゃな。