お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

もうすぐ大阪でサミットが開かれるとか…!サミットって何?

6月28・29日に大阪でG20首脳会議(サミット)が開かれる。
サミットには20カ国の首脳並びに複数の国、国際機関が参加する。
この会議では、世界経済・イノベーション・インフラ・気候変動などについて話し合われるらしい。

然し乍ら実質的に注目されるのは、安倍首相と19カ国・機関の首脳との間で行われる会談だろう。
とりわけ安倍首相とアメリカのトランプ大統領・ロシアのプーチン大統領・中国の習近平国家主席との会談は、今後の日本の進むべき道を世界に提示する意味でも重要な会談となる。

ホルムズ海峡付近での米軍無人機撃墜が、イラン革命防衛隊によって為された事を受け、また安倍首相がイラン訪問中に日本関連船舶が何者かによって砲撃された事…など、米国とかなりキナ臭い話をせねばなるまい。

その上、あくまでトランプ氏の個人的見解としてだが、日米安保の見直しなどなど…。
米国は日本に対して、様々な外交的圧力を振りかざしつつ外交交渉を行なってくるだろう。

昨年11月の日露両首脳は、1956(昭和31)年の日ソ共同宣言を基礎に条約交渉を加速させる事で合意していた。
ところがプーチン大統領は、最近では、北方領土の引き渡しについて、「計画はない」とまで明言している。

一党独裁をさらに推し進め、アジアのみならず、世界における影響力を高めようとする中国の習近平国家主席との会談も極めて重要。

安倍首相と韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領との首脳会談は行われないらしいが、最近の韓国政府の考え方を見る限り、会談を開かない方が良かろう。日本としては、韓国に対して、もうこれ以上甘い顔を見せる場合ではないのだから。

様々な国の思惑がぶつかり合うサミットでは、全体がまとまるはずもない。
けれど各国首脳との会談を通じて、日本の主義・主張を明確に提示する事が重要な事。

自国の利益がぶつかり合う外交交渉の場で、自国の尊厳を死守する構えで立ち向かって行くことができれば、今回のサミットが日本で開催される意味があると言えるのじゃ。