お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

「努力する力」はどうやったら身につくの?(2)

まず自分自身で決めた事を、自分が決めた時間、自分が考えた内容を毎日毎日行なうこと。
学習なり、スポーツなり、家事など…何でもいいから、毎日必ず実践する事。

宿題や課題など、誰かから提示された事をやるのではない。
例え時間は短くとも、自分自らが設定した内容を、誤魔化す事なく自分が決めた時間徹底して丁寧に行う。

これを一年中…出来れば365日毎日行う事。
雨の日も風の日も、少々心の調子が悪くとも…やり通すこと!これが大事なこと。

それから、常に自分自身を丁寧に、大切に扱うよう努めること。
これがなかなか難しい。
どうすれば自分を丁寧に扱うことになるのか?わからないからだ。
あれこれと試行錯誤しながら、自分自身としっかり向き合って自分自身を大事にし、自分を高める力をつけること。

この二点に留意して3ヶ月経つと、
「何となく自分を自分でコントロールでき始めたな!」と感じ始める。6ヶ月経てば、
「自分以外の人の事も少しだけ理解出来始めたな!」と思えてくる。1年すれば、
「日々コツコツやっていることが当たり前のようになってきた!」と感じるようになる。
自分自身が決めたことをやらねば…などと思わなくとも、自然な形で日々やるべきことが楽にできる状態になっている。

こうなればしめたもの!一年前の自分よりも「努力できる自分自身」になっているのだから!