お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

韓半島の「恨の思想」って何なの?

今、日本と韓国は非常に困難な関係に陥っておる。
歴史問題・慰安婦問題・徴用工問題・竹島問題・GSOMIAなど…様々な問題が山積しておる。

例えば徴用工の訴訟問題では、第二次世界大戦中、日本の統治下にあった朝鮮及び中国での日本企業の募集や徴用により労働した、元労働者及びその遺族による訴訟問題について。

これについては1965年、韓国政府は、「日韓請求権協定」で徴用工への補償について解決済みだとして来た。
にもかかわらず韓国は、再度徴用工問題を再燃させておる。

又日本とのGSOMOA[General Security of Military Information Agreement]軍事情報包括保護協定について、韓国は今回これを破棄することを決定した。

GSOMIAというのは、同盟国など親しい関係にある2国又は複数国間で、秘密軍事情報を提供し合う際、第3国への漏洩(ろうえい)を防ぐために結ぶ協定のこと。
日本は米国をはじめ、NATOなど7カ国とこの協定を結んでいる。

それにしても何故、韓国はこれほどまでに日本を敵対視するのだろうか?
そこには韓半島独特の「恨の思想」が介在していると思える。

「恨(はん)」というのは、朝鮮文化の思考様式の一つで、感情的な「しこり」や「痛恨」「悲哀」などを指す朝鮮語の概念のこと。

朝鮮民族にとって「恨」は、恨みのみならず、自分達を虐(しいた)げると思(おぼ)しき優越者に対する「妬み」「嫉み」の感情を表すもので、韓半島には、この「恨」の文化が連綿と続いておる。

困ったことに「恨」は、他人から被害を被(こうむ)らなくても湧いてくる心情だということ。
「恨」という欲求不満が、朝鮮民族の活力であり、荒さや激しさにつながっておる。

決して自分は劣っているとは考えず、チャンスや環境に恵まれないために、自分の夢が叶えられないと考えるのだ。
日本人のように周囲への心配りなどはなく、自分の目標に向かって突き進む質(たち)の集中力…に、長けておるのだ。

とりわけ2000年代以降、朝鮮民族民族主義の高まりによって、韓国の経済発展や経済危機からの脱出は、民族の力(民族の優秀性)だとする考えが強くなった。
と同時に、日本からの経済支援や経済危機における支援が助けになった事実を、積極的に否定する風潮が出来上がっておるのだ。

よって韓半島の人達と付き合う上で、「恨の思想」を熟知しなければ、日本はこの半島の人達に振り回され続けるに違いない。

たとえ隣国であっても、全く異なった思考の上に立脚しておることを知る必要があるという事じゃ!