お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

自分を大切に生きるには…どうすべきなの?教えて!

自分で自分を見下したり、自分の誇りを傷つけたり、自信をなくしたり…と、自分を大切にしない人は、案外多いもの。
しかし自分を丁寧に扱い、自分の人生に誇りを持ちつつ、豊かに過ごす気概を持つこと。
これだけで随分心が弾んで来るというもの。
心を自由自在に動かす努力が大事。

まずは、常に自分のフルネームを心の中で繰り返すこと。
どうしても嫌なことが頭に浮かんで来る時でも、自分の名前を繰り返し反復して言う。
そうするうちに嫌な事が、すこーしだけ薄まって来る。

嫌な事が少し薄まってきた頃に、その嫌な問題の核心を観る努力をうすれば、嫌なことの根本原因が見えて来る。
根本原因を見尽くす事ができそうになったら、これを心して解く方向を向く。
すると存外(ぞんがい=思いがけず・案外)問題は解決の方向へと傾いてくるもの!

要は何事も「問題の核心」を求め続ける心を持つと共に、その核心から目を逸らしてはならぬということ。
そうすることで自分が自分らしくあることにつながると言えのじゃ。

決して「自分から逃げ」てはいけない。
自分から逃げたくとも、逃げられないのは自分自身が一番よくわかっておるはずだから…!

自分を大切に生きるというのは、自分がやるべき事を100パーセントやり切る事。
そうすれば自ずと道は開ける。

みんなで自分を100パーセント生き抜いて見ようぞ!