お不動様のひとり言

お不動様のお言葉に乗せた、ほのぼの心嬉しいお話のブログ。

私は佛様の中でも、お不動様が大好きです。
お不動様のお名前の由来は、ゆるぎない悟りを求める心…ということです。

絵像では、燃え盛る火炎を背負い、眷属(けんぞく)の矜羯羅(こんがら)童子と、
制多迦(せいたか)童子を従えているのです。

このお不動様のお言葉に乗せて、
ほのぼのと心嬉しく豊かになるお話をしたいと思います。

スーパーコンピューター「富岳」について教えて!

本日8月30日に、神戸ポートアイランドスーパーコンピューター(以後、スパコン)「京(けい)」がその役目を終えシャットダウンされた。

旧民主党政権の時には、事業仕分けにあい、民主党蓮舫議員より
「1番でなきゃいけませんか?2番じゃだめなのか?」
と詰め寄られた、いわく因縁つきのスパコンである。

その後、計画凍結の危機に直面しながらも、2011年には演算能力世界一となった。
2012年9月には本格的に稼働し、2018年まで8期連続でビッグデータ処理世界一となったという。

令和元年8月の台風20号で、「京」の附属設備に雨水が吹き込み、システム障害を起こし一時運用を停止していたらしい。
2012年の本格的な稼働が始まって以来、初めての風水害による停止だったとか…!
8月末に稼働停止になる事を、スパコン自身が予見してかの如く…、絶妙のタイミングでの停止だったといえよう。
この時は約47時間後に復旧している。

いずれにせよ「京」は、様々な分野で力を発揮してきた。
とりわけ気象予報の分野では随分役立っているらしい。
この「京」の電源が本日午後に切られた…と言う訳だ。

「京」の後を継ぐのは、「富岳(ふがく)」である。
「富岳」は、「京」の継続機として2014年に開発が開始されておる。
「富岳」の運用は、2021年頃予定しているという。

富岳の性能は、「京」の約100倍で、「京」が100日掛かった計算を1日で処理する。
その一方で、省エネのスパコンで、電力は「京」の3倍程度。
しかし、「京」の電力が年間およそ20億掛かっていたらしいから、60億ほどはかかるということになるが…。
因みに「富岳」という名称は、令和元年になりたての5月23日に決定したという。

「京」の100倍もの能力が期待される「富岳」の完成と活躍を期待したい。

今度は「一番」だけを目指して貰いたいものじゃ。